「部屋がグッズで埋まってきた」「趣味のグッズが増えすぎて整理できない」「ライフステージの変化でオタ卒を考えている」「推しが卒業(引退)したので、推しのグッズを整理したい」「運営の対応にうんざりして担降りを考えている」──そんな理由でオタクグッズの断捨離を考えたことはありませんか?
オタク趣味の断捨離は、モノとの別れだけでなく、自分の人生や価値観を見直すきっかけにもなります。
オタクグッズの断捨離は一筋縄ではいきません。しかし「オタクグッズを見直して、自分の人生や価値観を見直す」と決意してこの記事を読んでいるのであれば、必ず達成できます。
この記事では、オタクグッズの断捨離を考えている人に向けて、はじめにオタクグッズの断捨離して後悔しないか、そもそも断捨離はどういう意味なのか、オタクグッズの断捨離は高難度であることを解説した後、オタクグッズの断捨離のやり方、捨てにくいオタクグッズはどう対処するか説明します。最後に売れるオタクグッズとそうでないオタクグッズの傾向を踏まえて、売るか捨てるの判断のヒントを詳しく紹介します。
不要なオタクグッズを手放してスッキリした部屋で自分の人生を生きてほしいという願いを込めて、手放す前提で厳しめに書きました。オタクグッズの断捨離を本気で考えている人のみ、最後まで読んでいただき、片付けのヒントになれば幸いです。
この記事はこんな方におすすめです!
- 推し疲れ・卒業などを機にオタクグッズを縮小したい人
- 出産、結婚、引越しなどライフステージの変化でグッズ整理を検討している人
- オタクグッズを断捨離して、スッキリした部屋で過ごしたい人
- 推しのための人生ではなく、自分の人生を生きたい人
この記事はこんな方にはおすすめしません!
- オタクグッズを今後も増やしていきたい人
- 「オタクグッズに囲まれている部屋が至高だ。」と考えている人
- オタクグッズは多いが、推し活・収納に対して特に不満がない人
- オタクグッズを断捨離しないで、スッキリした部屋で過ごしたい人
(よほどのことがない限り、無理です。諦めて向き合ってください。)
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オタクグッズは手放して後悔するか
結論からいうと、ほとんどのオタクグッズは手放しても後悔しません。むしろ「捨ててよかった、スッキリした」と思うことがほとんどです。ほとんどのオタクグッズは、執着や義務感などで無理矢理所持し続けてきたモノだからです。手放した後に一瞬だけ「やってしまった」と思うことはありますが大抵「まぁいいか」で済んでいます。また一度「手放す」と決めて手放した後、二度と同じグッズの決断に迫られることがなくなるため、決断疲れを軽減できます。
さらに片付けを進めていくと、部屋の空気がガラリと変わり、頭の中のモヤモヤが晴れて、気持ちが明るくなります。推しのグッズだけ部屋に残るようになるので、自分の好みが明確になり、自信をもって自分軸で生きることができるようになります。これこそが「片付けの魔法」の真髄だと思います。
そもそも断捨離とは?
オタクグッズの断捨離の前に、断捨離とはどういう意味かおさらいしておきましょう。断捨離とは、片付けコンサルタントのやましたひでこさんが名付けた言葉です。
断捨離とは、ヨガ哲学にある「断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)」から来ており、「入ってくるモノを断ち(断)、いらないモノを捨て(捨)、モノへの執着から離れる(離)」という3段階で、暮らしと心の両方を軽くするという意味を持っています。
つまり断捨離とは、モノを捨てるだけではなく、不必要なモノをお家にお迎えしない、執着などの心の呪縛から離れるの3つがそろってはじめて意味を成すのです。
オタク断捨離を始めるきっかけとは?

オタクグッズの断捨離を始めるきっかけはいくつかありますが、その中でも代表的なきっかけを3つ紹介します。
オタクグッズ断捨離を始めるきっかけ
1.引越し、結婚、出産、就職などライフステージの変化
ライフスタイルの変化は、「オタク断捨離」を始める大きなきっかけになります。
例えば、引越しや模様替えを機に、これまで当たり前のように部屋にあったフィギュアやグッズが、急に「場所を取る存在」に感じられることもあるでしょう。結婚や同棲といったライフステージの変化では、相手との生活を優先するために、自分のコレクションを見直す必要が出てくることもあります。
また、社会人になって趣味にかける時間やお金の優先度が変わるケースもあります。平日は長時間労働、休日は家事と休養で終わり、徹夜で並んで新作グッズを買う余裕がなくなる。さらに家計簿を付けると、推し活関連費が家賃や貯蓄目標を圧迫している数字が丸見えになります。ここで「かつての熱量に合わせて膨らんだコレクションを、今のライフスタイルに最適化する」意識が芽生え、選抜・売却・整理のプロセスが現実的な課題として立ち上がるわけです。手放した資金を旅行や自己投資に振り替えて推しから自分へ軸足を戻す刹那が、社会人オタクの断捨離の典型的なスタートラインと言えるでしょう。
そうした時こそ、思い出と向き合いながら、次の一歩を踏み出す「断捨離」の絶好の機会なのです。
2.推しの引退、ジャンル卒業などの心理的な節目
推しの引退やジャンル卒業といった心理的な節目は、熱量の急落と同時に「終わりを自覚する儀式」になります。ライブや最終回放送が終わった翌朝、ガラリと色味を失ったタイムラインを見て初めて「もう追わなくていい」と身体で納得するファンは少なくありません。この瞬間は、全盛期には手放せなかった限定盤や会場配布品を「過去の思い出」として昇華させる唯一のチャンスになります。感情が冷め切る前に「写真だけ残して売却・寄付へ移す」という行動を取ると、後悔よりも達成感が得やすいのが特徴です。
3.運営への不信感
運営への不信感は、作品世界と現実の間にある「透明な壁」が壊れたときに訪れます。ガチャ確率操作、炎上する声明、無期限延期――こうした出来事は、それまで積み重ねてきた推し活の根拠を根底から揺さぶるため、ファンは急速に熱が冷め、グッズを所有し続けること自体がストレスへ転化します。「飾って眺めるたび嫌な記憶がよみがえる」ようになったタイミングが、断捨離の決断点です。失望を抱えたまま放置すると負の感情が居座り続けるので、信頼を回復する展開が望めないと判断した時点で市場に放流する方が精神衛生を保てます。
オタク卒業診断
「オタクを卒業すべきか迷っている」「グッズの断捨離を考えているけれど決めきれない」―― そんなあなたのために、「オタク卒業診断」をご用意しました。 簡単な質問に答えるだけで、今のあなたが“卒業タイミング”にいるかどうかがわかります。 趣味を整理したい方や、手放すべきか悩んでいる方は、ぜひ一度試してみてください。
オタク卒業診断
捨てづらいオタクグッズ、どう整理する?

いきなりオタクグッズから片付けない。
冒頭でもお伝えした通り、オタクグッズの断捨離は、思い出の写真や卒業アルバム、大会の優勝トロフィーなどの思い出品同様のレベルをもつ高難度コンテンツです。つまりオタクグッズにいきなり手を出すことは、学生時代の思い出品からはじめることと同じということです。片付けレベル1の初心者が一番最初に着手すべきカテゴリーではありません。なぜならオタクグッズは自分がそのコンテンツが好きだから、お家にお迎えしているからです。そのため義務感でグッズをお迎えしたとしても、いざ手放すとなったとき、「推しだから捨てられない」「手に入れるのに苦労したから」「捨てたらもう手に入らないから」「今後必要になったらどうしよう」など過去への執着、未来への不安からグッズを残す選択をしがちです。つまりオタクグッズの断捨離は、今を生きるために、今まで自分が好きだったコンテンツとの向き合い方を見直す儀式です。それを成功するには、まず最初に、思い入れのあるオタクグッズ以外の日用品、服、書籍、書類などから着手し、手放すか残すかの判断を繰り返し行い、いる・いらないの判断ができるようになる必要があります。
オタクグッズを手放した後の人生設計を考える。
オタクグッズを手放したいということは、ライフステージの変化、運営の対応、推しの引退、卒業などの理由で、自分が所持しているグッズを見直したいと思っているはずです。オタクグッズを手放した後、どうしたいか考えると、残すべきグッズが自然と決まります。自分軸で残すものを選別できるようになるため、片付けした後にSNSなどの外部に流されて片付け前の状態に戻るリスクが減ります。例えば「ゲームが好きなので、ゲームに集中できる環境を作り、今遊んでいるゲームを楽しみたい」と決めると、ゲーム機・ゲーミングPCなどゲームを遊ぶために必要なグッズを中心に残していけばよいとわかってきます。
ブロニー・ウェアの著書『死ぬ瞬間の5つの後悔』によると、死ぬ瞬間の後悔の第1位は、「自分に正直な人生を生きればよかった」と言われています。何をしたいか考える際、他人の正解、企業が求める正しいオタク像に自分をあてはめず、「んで、自分はどうしたいか?どう生きたいか?」の問いに対して、自分の気持ちに素直になって答えを出すことです。オタクグッズを断捨離したから、推し活を辞める必要はありません。誰かに舵を預けてきた人生から、自分の人生は自分で舵を取るための断捨離です。自分の生きたい方向が定まったとき、オタクグッズの断捨離が進み、断捨離後の人生をより一層楽しむことができるようになるでしょう。
後悔しないオタクグッズ断捨離の進め方
まとまった時間で片付ける
少なくとも2連休、直近の3連休以上の大型連休の全日、片付けに充ててください。1つのカテゴリーのモノを1箇所にまとめて一気に判断するためです。そのためにはまとまった時間が必須です。片付けの際に、モノ別に判断します。カテゴリーごとにモノを1箇所にまとめると、自分の所有物の多さに圧倒されると思います。くれぐれも場所別に片付けしないように。自分が管理できる量以上のモノを所有していることが把握できないため、いつまでたっても終わりませんよ。
ちなみに休みが飛び石の場合、その日・その週に捨てるカテゴリーを1つ決めて、計画を立てて毎日数時間片付けする時間を取ってください。この場合、その日に未処理だったモノ、処分に手間がかかるモノは未処理ボックスにまとめて入れて、次の休みの日に再度精査していきます。未処理ボックスは部屋のどこにあるか把握し、中身を徐々に減らしていきましょう。
場所別ではなく、モノ別で片付ける
モノ別で片付けをするメリットとして、「自分が何をどれだけ持っているか」を認識できる以外にも、「モノ別で完結を繰り返すため、達成感を感じやすく、挫折しづらくなる点」もあります。
衣類を片付けたあとに書類へ、書類が終わったら小物へと進むことで、どこを開けても同ジャンルの未処理品が残っているというストレスを排除できます。こうして片付けの達成感が段階的に積み上がると、次のカテゴリに取りかかる意欲が途切れず、一軒丸ごと片付くまで勢いを保てるのです。
オタクグッズ以外のグッズを片付ける。
迷ったら服から減らし始めることをお勧めします。服は布だから捨てやすく、毎日必ず使うモノだからです。
まずはスペースがある場所に自分が所持している服を1か所にまとめます。次に1点1点手に取り、残すか手放すか決めます。このとき残す理由か捨てる理由を自分で考えながら捨てることがポイントです。特に捨てる理由を明らかにしないまま闇雲に捨ててしまうと、また同じようなものを買ってしまい、リバウンドに繋がります。断捨離は捨てることで自分の過ちを認め、同じミスをしないようにすることで初めて意味を成します。
残す理由を分析しながら、片付けが進んでいくと、手放すモノ・残すモノの傾向が分かってきます。例えばトップスに黒やネイビーなどベーシックカラーの服が多く残った場合、原色、くすみカラーなど色がある服の大半は、似合わないなどの理由でゴミ袋に入っていることが多いです。この場合、トップスに黒・ネイビーなどベーシックカラーの服を今後買えばよいとわかります。
服を捨てたら次は書籍、書類、日用品、食器、文房具などオタクグッズ以外のジャンルのモノを同じ手順で手放していきましょう。
モノを残す基準
モノを残す基準は、「今、つかっているか」「使っていなければ今から数か月の間で使う予定があるか」「そのモノを愛用している理由を語れるくらい好きか」の3点です。特に「そのモノを愛用している理由を語れるくらい好きか」まで考えて残すモノを決めると、所持物の8割は減らせます。大半のモノは愛用している理由を語れず、「かわいい(かっこいい)から」「機能性がよいから」「評判がよいから」で買っていることが多いからです。これらのモノを徐々に手放していくと、部屋がスッキリします
オタクグッズを片付ける
オタクグッズ以外のモノを捨ててきたらいよいよ高難度コンテンツ、オタクグッズに着手します。捨てるのが難しいオタクグッズも残す基準は、非オタクグッズと同じ「今、つかっているか」「使っていなければ今から数か月の間で使う予定があるか」「そのモノを愛用している理由を語れるくらい好きか」の3点です。オタクグッズの場合、「今、部屋に飾っている」も「今、つかっているモノ」に含まれます。使う使わないで判断すると、ある程度オタクグッズは減ります。ミニマリストクラスを目指すなら、3番目の「そのモノを愛用している理由を語れるくらい好きで管理が行き届いているか否か」で厳しく判断する必要があります。この場合、「かわいい(かっこいい)から」「評判がよいから」「ライブ映えするから」「SNSでいいねほしいから」など他人軸で買ったモノは全捨てするつもりで判断してください。
手放す前にデータ化して残す
手放す前に、スマホで写真に撮っておくと、いつでも見返せるため、手放しやすくなります。これは写真や小さな記念品で「記憶を保存できる」と感じると、実際に 10〜30 % 程度 捨て・寄付・売却のハードルが下がると研究で明らかになっています。
収納グッズは買わない増やさない減らす
無印良品、セリア、スリーコインズなどで買えるオタクグッズを収納するファイル・ボックス、ポーチ類は、しまって満足する人が大半だと思います。しまった後も時々グッズを見てニヤニヤする時間がなければ、オタクグッズをしまうファイル・ボックス・ポーチ類は基本全捨てのつもりでオタクグッズを厳選してください。オタクグッズに限らず、収納ボックスがあるだけでモノが無限に増えてしまいます。また、今後オタクグッズが増えても収納ボックスを買えばよいという安直な考えになり、リバウンドにつながりやすいです。収納ボックスは減らすを意識して片付けを進めるようにしてください。
オタクグッズを使う
オタクグッズをある程度手放したら、残ったオタクグッズを管理していきます。オタクグッズは、モノとして使うだけではなく、部屋に飾るものも含まれます。残った推しのオタクグッズを1箇所にまとめて飾ります。オタクグッズを飾る場所が分散しすぎると、視界のノイズとなり、集中力と生産性が落ちます。そのためオタクグッズを飾る場所は極力少なくしてください。飾り切れなければ、再度オタクグッズの精査をします。
こんなオタクグッズはどう判断する?
今から数か月間以内に使う予定のオタクグッズはどうする?
今から数か月の間で使う予定があるグッズは、数か月後に1度使った後、しばらく使う予定がなければ一旦手放します。例えばペンライトはライブ(オンラインライブ、応援上映含む)の時しか使えません。もし現地に行く時しかペンライトを使わない場合、現地に行く頻度が低ければ、ペンライトを一旦手放してもよいでしょう。なぜならペンライトを所持し続けることで、「現地でライブに行かなきゃ」という呪縛が残るからです。義務感でオタクグッズを所持し続けることは、自分の心にある「執着」や「呪縛」を無視し続け、義務感で推し活をすることにつながります。このようなオタクグッズを手放すことで、執着や呪縛、義務感も同時に手放すことができ、解放された気分になります。推し活を今後楽しむために、執着も一緒に手放しましょう。
買いなおしが困難なオタクグッズの手放し方
すでにグッズにプレミア価格がついており、金銭的理由で買いなおしが困難なオタクグッズも存在します。この場合、事前査定などで予想より高い金額が提示されたとき、「お金になる、嬉しい」という感情を持っていたら手放すことを検討してよいでしょう。
「好き」で残しているか、「お金になるから」残しているか自分でわかるようになるとスパっと決断できます。その時が来るまで保留ボックスに一時的に保管しておくのも手です。ただし保留ボックスは1か月以内に見返すようにしてください。何度も保留ボックスに入れては「いる・いらない」と判断しているモノの大抵は手放しても後悔しません。
同じキャラクターのグッズの厳選
同じキャラのグッズが多い場合、自分の好きなデザイン、容姿、ポーズだけ残し、残りは手放します。祭壇・痛バッグなど同じキャラ、同じデザインのグッズが大量に必要な状況でない限り、気に入ったデザインだけ残せば充分です。
オタクグッズの断捨離は、ポケモンの厳選に似ている。
ここまで読んでくれた人はなんとなく察したと思いますが、オタクグッズの断捨離は、ポケモンの厳選に似ています。ポケモンの厳選は、ポケモンごとの個体値・性格・特性・色違いの有無など自分で基準を設けて、それに満たすポケモンが出るまで孵化、捕獲、周回を繰り返す作業です。そもそもポケモンを厳選する理由として「オンラインバトルで勝ち続けて最高ランクを目指す」「大会で優勝する」「色違いポケモンのコレクションを作りたい」など何かしらの目的・目標があるはずです。また、捕獲したポケモンの入れるボックスは有限のため、基準を満たさないポケモンは容赦なくボックスから追い出し、自分の望む個体のポケモンだけボックスに残しますよね?オタクグッズの断捨離もポケモンの厳選のように、オタクグッズを断捨離した後の人生設計を考え、そのうえで残すモノの基準を設けて、それに満たないモノは手放す作業の繰り返しです。ポケモンでいう厳選の感覚でオタクグッズの断捨離していけば、片付けが進みやすくなると思います。
オタクグッズを手放す方法
「売る」「譲る」ではなく、「ゴミとして捨てる」
利益は出ませんが、最も手軽にモノを手放せます。手放す前提で買っていないオタクグッズは全捨てを推奨します。なぜならあなたが所持しているオタクグッズの大半は、「大量生産・ノーマルグレード・デジタル代替可」のいずれかに当てはまるグッズであり、買取価格が全くつかないからです。オタクグッズの価値は流行、人気などによって変動しやすいです。流行が過ぎ、人気がなくなったコンテンツのグッズの買取価格は下落の傾向にあります。
また状態が良好でないグッズも全捨てを推奨します。オタクグッズの大半は飾り物のため、良好な状態であることが重要です。黄ばみ、傷、汚れなど管理が行き届いていないグッズは減額され、最悪の場合、買取拒否される可能性があります。
フリマアプリまたは無料LINE査定で相場を調べる
それでも捨てることに躊躇するなら、無料LINE査定で買取相場と実際の買取価格を調べてもらうとよいでしょう。
トレードランドでは、無料LINE査定を行っております。写真を撮って送るだけでおおよその買取価格を事前に知ることができます。LINE査定後のキャンセル料はかかりません。お気軽にご利用ください。
また、フリマアプリで所持しているオタクグッズの落札価格を調べるのも手です。自分の時給を換算して、出品に見合わない価格であれば諦めがつきます。
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フリマアプリで手放す
納得した上で手放したい場合は、フリマアプリを使うのも手です。 価格を自由に設定できるので、納得した上で手放すことができます。ただし出品しても買い手が見つかるとは限らず、まとめて出品より単品出品が主のため、グッズの減るスピードが遅くなりやすいです。また送料は出品者側負担が多く、売れても利益が出るとは限らないのもデメリットです。さらに梱包資材を保管するスペースが必要になります。以上のデメリットがストレスに繋がることがあります。ある程度スペースに余裕があり、大量出品・大量発送ができ、トラブルが起きても自分で対処できる自信がある人以外にはお勧めしません。
「買取専門店」にまとめて依頼する

片付けしていらなくなったグッズは一刻も早く自宅から追い出すべきです。そのためには、面倒な作業を簡略化することが大事です。大量のグッズを一気に手放したいなら、フリマアプリより買取専門店、その中でもあらゆるジャンルのグッズを買い取ってくれる総合買取店の利用がおすすめです。
私たちトレードランドでは、アニメ・ゲームなど推し活関連グッズを幅広く買取しています。それ以外にも楽器、工具、アウトドア用品なども取り扱っています。そのため少ない申し込み先で大量のグッズを手放すことができます。もちろん大きいグッズ、 箱なしや古いグッズ、コレクターグッズも査定可能。宅配買取なら、送られてきた段ボールに詰めて送るだけでOKなので、梱包資材を探す手間などが省け、グッズを素早く手放すことができます。
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売れないオタクグッズの傾向
「大量生産・ノーマルグレード・デジタル代替可」なグッズは、フリマアプリで利益がでないことが多いです。以下に値段が付きにくいグッズの代表を載せますが、これらのグッズは、アニメイトなどで同じキャラかつデザインにこだわらなければ買いなおしができます。特に大量のCD/DVD・BD、同人誌は買取拒否する業者が増えてきています。事前に買取できるオタクグッズを確認しておくとよいでしょう。
量産型缶バッジ・アクリルキーホルダー、アクリルスタンド
同じ絵柄がイベントや通販で大量流通し、保管中に細かい擦り傷も入りやすく、希少性もコンディション評価も低いため価格が伸びません。
UFOキャッチャー/一番くじ下位賞プライズフィギュア
原価上限が1000円と低く、品質が控えめ。オンラインや全国各地のゲームセンターで同時投入され、供給が飽和しやすいグッズです。コレクターは上位賞や限定彩色に集中するので需要が薄くなります。
ノーマル~レア未満のトレカ
膨大な印刷枚数と再録リスクで希少性が皆無、鑑定費用をかけても投資回収が見込めないからです。
旧作コミック・ラノベ単巻
旧作コミックやラノベの単巻は全巻セットでないと読了価値が低く、電子書籍や新装版に置き換えられるため紙媒体の在庫がだぶつき、日焼けや破損でさらに値が落ちます。
一般流通アニメBD/DVD 単巻、CD
サブスク配信に押され視聴需要が先細りで、限定特典のない通常盤はコレクション価値も乏しく、ケース傷や盤面劣化でさらに査定が下がります。特にCDはイベントの先行抽選券が封入されていることが多く、安価であるため、イベント参加のためにCDを大量購入するオタクが多く、同じCDのまとめ売りを拒否する傾向があります。
同人誌
同人誌は買いなおしがきかないオタクグッズです。ニッチ需要のサイクルが短く、発行部数も保管スペースも店の負担になりやすく、古紙化や成人向け取り扱い制限のリスクから、多くの買取業者が買取価格を極端に抑えるか買取拒否する傾向があります。
売れるオタクグッズの傾向
逆に爆発的に高く売れるのは「供給激少 × グローバル需要 × コンディション完璧」なグッズです。具体的には、大会賞品/エラーカード系トレカ、一番くじ上位賞やガンプラ限定、再販の無いスケールフィギュア、VTuber限定グッズなどがあります。これらのグッズは外箱含む付属品が完備しており、新品に近い状態であることが前提です。
トレーディングカード(ポケカ・遊戯王など)
トレーディングカード(ポケカ・遊戯王など)は、世界共通IPゆえの巨大な買い手層と、PSAやBGSで状態を数値化できる仕組みが投資マネーを呼び込み、初版・エラーカード・大会配布品のように再録不能な個体の買取価格が跳ね上がっています。中でも遊戯王の超高額カード(純金・ステンレス製、世界数枚の大会賞品など)は、素材や配布ストーリー自体が「唯一無二」で再発行も鑑定偽造も難しく、希少性が実物資産の領域に達しており、富裕層のポートフォリオとしても取引されるため桁外れの値が付きます。
一番くじの上位賞フィギュアや限定ガンプラ
一番くじの上位賞フィギュアや限定ガンプラは「抽選方式+再販ゼロ」という希少構造に加え、店頭完売が恒例化しているため二次流通が事実上の一次市場となり、発売直後から値付けを競り合う状態が常態化しています。
再販のないスケールフィギュアやプライズのラストワン賞
再販のないスケールフィギュアやプライズのラストワン賞は、金型維持コストと版権契約のハードルで増産がほぼ見込めず、生産ロットが尽きた時点で需要だけが伸び続け、定価の数倍へ雪だるま式に高騰します。
VTuberやストリーマーの記念グッズ
VTuberやストリーマーの記念グッズは、登録者数の急増と国際ファンダムの拡大で欲しがる人口が指数関数的に増える一方、受注期間や会場限定という供給枠が厳しく、特にアクスタや抱き枕カバーなどは入手困難感が価格を押し上げています。
グッズを高く売るためのチェックリスト
新品同等のコンディションを死守する
新品同等とは「店頭に並べても[開封痕・経年変化ゼロ]と見なされる状態」を指します。そのためには保存環境が重要です。室温は通気の良い 18〜26℃、相対湿度 45〜55%を維持してカビ・反り・錆を防ぎます。紫外線は紙もプラスチックも黄ばみの原因になるので、UV カットフィルムを窓に貼るとよいでしょう。
トレカやアクスタは、入手直後に指紋が付かないようニトリル手袋で扱い、三層構造(内スリーブ→ハードローダー→チャック袋)に封入します。フィギュアは外箱のフィルムを剝がさずに角潰れ防止用の厚紙コーナーガードを装着し、さらに低酸素型乾燥剤を1包入れて蓋を閉じます。缶バッジ類は個別 OPP+エアキャップを推奨し、金属どうしが擦れないようアクリル仕切りケースで立てて収納すると微細傷を回避できます。
旬を外さない
相場が跳ねるタイミングは 「熱量が爆発する瞬間」と「希少性が継続すると確信が固まる瞬間」 に集中します。前者はアニメ新シリーズの放送開始週、劇場版公開直後、VTuber の 100 万登録突破翌日など、ファンが一斉に SNS で話題にする局面です。Google Trends のキーワード急上昇や X(旧 Twitter)のトレンドをリアルタイムで監視し、人気ワードが 24 時間平均で5倍以上に跳ねたら売却するというルールを作ると「欲しい人が一番多い瞬間」を取りこぼしません。
後者は「再販・再録が来ない」と市場が悟る局面で発生します。メーカーの版権切れ報道、原型師の退職、工場閉鎖のリリースなどが流れると「今ある在庫が最後」と認識され、数日で相場が数倍化する例も珍しくありません。公式 SNS のフォローはもちろん、商標出願・製造委託情報の公報を RSS で拾う、一番くじのロジ倉庫動向を物流ニュースで追うなど、サプライチェーン側の「兆し」を先取りしておくと、他の出品者より半歩早く動けます。
まとめ
捨てにくいオタクグッズを手放すには、オタクグッズを手放した後の人生設計とオタクグッズ以外のモノから着手することがポイントです。
「今、つかっているか」「使っていなければ今から数か月の間で使う予定があるか」「そのモノを愛用している理由を語れるくらい好きか」の3点を基準に1点1点モノを選別していきます。特に使っているモノの中でも「そのモノを愛用している理由を語れるくらい好きで定期的にメンテナンスしている」モノだけ残すと、所持物の8割は減らせます。ミニマリストを目指すのであれば3点目の基準を主に「いる・いらない」の判断をしてください。
手放すモノの中でも、「供給激少 × グローバル需要 × コンディション完璧」なモノ、今が旬のコンテンツのグッズは買取または出品を検討し、それ以外は処分します。オタクグッズ、それ以外のグッズを手放し続けると、部屋と自身の心がガラリと変わり、スッキリ感覚と前向きな気持ちを得ることができるでしょう。この気持ちを忘れなければ、(リバウンドしない部屋の完成という意味での)勝ち確です。
オタクグッズを断捨離するなら、買取専門のトレードランドへ
大切に集めてきたオタクグッズを、ただ処分するのはもったいない。 だからこそ、次の誰かに大切にしてもらえる「買取」という選択肢を考えてみませんか?
たちトレードランドは、フィギュア・アニメグッズ・ゲーム・同人誌など、幅広いオタクアイテムを専門に取り扱っています。 全国対応の宅配買取サービスなら、重たいグッズも自宅から簡単に手放すことが可能です。 査定および査定後のキャンセルは無料ですので、LINE査定だけでもお気軽にご相談ください。
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