ArnoldのリュートSurrey No821を買取致しました。

【商品について】

リュートは、主にヨーロッパでルネサンス期からバロック期にかけて流行した撥弦楽器で、中東から伝わった楽器がヨーロッパで独自の発展を遂げたものです。特徴的な形状をしており、胴体は半球形をした共鳴胴に、首が長く伸びていて、多くの場合、胴体の後ろが膨らんでいます。弦は腸でできており（現代ではナイロン弦が用いられることもあります）、弦の数は時代や地域、音楽のジャンルによって異なりますが、一般的には6組の複弦（2本ずつペアになっている）があります。これらの弦は、リュートの頭部にあるペグに巻きつけられて張られ、演奏者はこれらの弦を指で弾いて音を出します。
リュートは、その柔らかく繊細な音色から、室内楽や独奏楽器として非常に人気がありました。演奏技術は高度であり、多くの作曲家や演奏家がリュートのための楽曲を残しています。ルネサンス期には、歌伴奏や器楽合奏の中で使用されることが多く、バロック期には、より複雑な音楽表現が可能な改良された形のリュートが登場しました。

【売却を検討されているお客さまへ】

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